ベンチャー企業の流れと対策について、実体験を交えて伝えていきます。
いきなりですが、ベンチャー企業の面接や選考は、他の一般企業のものと少し違います!
財政的に不安定現状や働いている社員さんの熱意が違うため、社員の集め方も他の一般企業と違い、面談を通して慎重に判断されるマッチング選考を採用しています。
今回は実際に受けたベンチャー企業の選考内容や基準、対策方法を伝えていきます
選考フローは?
主な流れは一般企業と同じですが、リクルータ面談で志望動機や性格などが深く掘り下げられてその後に面接を行ないます。
- エントリー
- 一次選考(グループディスカッション、エントリーシート、SPI)
- リクルータ面談(数回)
- 面接(数回)
- 内定
慎重に見極めてマッチングをするため、担当のリクルータがつきます。
そのリクルータと何回も面談を重ねて、面接に進むかを決めていきます!
要するに複数回面談をすることで、会社と学生がお互いのことをよく知ることができる選考内容です。
複数回の面談?
面接を行う前に、会社と学生が互いのことをよく知る面談を行います。面談を行った後に次の選考に進むか決めていきます。 自社PRや動機形成促進などの採用活動を補助する会社の社員のことをリクルータといいます。
リクルータとエントリーシートを仕上げたり、面接内容や練習を行なうこともあります。
実際にベンチャー企業だけでなく、東証一部上場企業も採用している活動です。
具体的に何が聞かれるのかというと、
- どんな仕事につきたいのか
- 就活の軸は何か
- どういう業界を見ているのか
- 高校生活どういう風に過ごしていたか
- 部活動は何をしていたか
- どういう人になりたいのか
このような、仕事に関する質問だけでなく、志望動機を形成するきっかけになった人生観や価値観などのエピソード、あなたの性格などが聞かれます!
とことん掘り下げられて整合性も確認されます。
なぜそうなの?なんでそう感じたのと5回くらい聞かれてるので、何も対策をしていないと答えられないことや整合性がないと思われてしまいます。実際、自分のことを他人に伝えることは難しかったです。
すぐ辞めない素直な人が求められる!
先ほど述べたとおりベンチャー企業は、財政が厳しくやりがいを目的にしている人が多いです。
また、成長段階であるため、給料や残業の問題もあります。
このため、早期に辞めてしまう人が多く、すぐに辞めない人が求められています。
また、一から育成する余裕がないため、スキルを持つ即戦力の人が求められます。
したがって、会社に合った人を慎重に見極めてマッチングする採用方法をしています。
実際の面談・選考の内容!
自己分析
ベンチャー企業採用の対策はまず徹底的な自己分析です!面談の際に自己分析が出来ていないと次の面接に進めない場合があります。
その後に自己分析に基づいて面接準備を行います
価値観というのは、様々な経験(エピソード)で形成されます。そのため自分が今まで何をしてきてどのように感じたのかをまとめる必要があります。
- 経験エピソードの書き出し
小さいころの 「頑張ったこと」「楽しかったこと」「大変だったこと」 などを思い出して、Why、How、What、Whenで行動を書いていきます。小中高で分けると書きやすいです。 - 共通点を見つける
例えば小中高でのモチベーションの原点を書いてみると、目的達成が原動力になっているなど発見することができます。 - 共通点から価値観をまとめる
数個にまとめて、目的達成能力やコミュニケーション能力などの名前をつけます。 - 面接の対策をする
その内容を具体的に言えるまで何回も練習しましょう。
モチベーショングラフ
1次選考やリクルータ面談の際に、行なうことが多い自己分析の1つです。就活の初期の段階で選考にも使われることがあります
出来事と行動とその理由を書き出します。その後にその共通点を見つけていきます。
実際に受けたものだと、書き出し15分、発表2分という選考もありました。
面接
下手に聞こえの良いことを言うのはやめて、素直に自己分析に基づいたことを言いましょう!
基本的に面談でかなり具体的に志望動機がまとめることができるため、特別な対策をする必要が無いです。
- なぜこの企業なのか
- なぜこの業界なのか
- なぜこの業種なのか
最低でもこれくらいの内容を、自己分析でわかった過去の経験と価値観を根拠にして言いましょう!
まとめ
ベンチャー企業は、他の企業と違って社員がやる気や強い熱意を持っており、魅力を感じますね
しかし現実は、プライベートがないブラック企業だったり、つぶれたり不安定です。
それでも、入りたいという気持ちが強ければ、お勧めします!
企業のことを深く知り、自分のことも知ってもらい後悔しないマッチングをしてください!
コメント