【再開発】酒田駅前の複合施設「光の湊」 計画!2019年12月

再開発

旧酒田駅前ジャスコビルの跡地において、西松建設と酒田市に共同設立された光の湊株式会社は複合施設「光の湊」を建設中です!

図書館や商業施設、ホテル、集合住宅など、3つの棟で構成される大型複合施設です。

ホテルの棟は2020年11月に先行オープンし、全棟は2022年に開業予定です。

完成図

位置

概要

全体の概要は表の通りです。

名称光の湊
所在地山形県酒田市幸町一丁目
事業名酒田駅前地区第一種市街地再開発事業
延べ床面積約24.218平方メートル

当プロジェクトは規模が大きいため、敷地をAとBとCの3つに分けています。

A敷地

敷地面積11,518平方メートル
階層地上8階
用途ライブラリーセンター、観光情報センター、ブック&カフェバー、ホテル、バンケット、飲食店舗、駐車場、駐輪場

ホテルの名称は「月のホテル」です。運営会社は株式会社月見です。

B敷地

敷地面積7,723平方メートル
階層地上5階
用途商業店舗(コンビニエンスストア、バス待合所)、駐車場、駐輪場

C敷地

敷地面積4,977平方メートル
階層地上10階
用途集合住宅

C敷地の集合住宅は、ポレスター酒田駅前(仮名称)で株式会社マリモが 計画中です。

詳細

折り重なる光の帆が酒田の街に浮かび上がり、新たなランドマークを演出する照明を配置しています。これによって施設全体があたたかい灯りにつつまれ「駅前の灯台」をイメージできるようにしており、新たなランドマークをなる予定です。

提 案 者:西松建設株式会社(東京都)
提案コンセプト:『光の湊』  
・新たな情報と交流によって、明日の酒田を照らす光が生まれる場所づくり  
・酒田にしかない「ヒト」「モノ」「コト」を大事にした場所づくり 

施設全体計画
○酒田市の玄関口として相応しい、人で賑わう都市空間を創出する。
○潤いある広場を区域の中央に設け、周辺施設の賑わいが広場に溢れる配置とする。
○公民一体となった複合施設により、賑わい創出の相乗効果を図る。
○バス待合機能の新設とバス乗り場の集約により、交通結節機能を強化する。 ○酒田駅前に住まう新たなライフスタイルを提案する。

現在の様子(2019年10月)

令和元年10月29日(火曜)に、上棟式が行われました。 こちらはA棟のようで、骨組みを組み立て中のようです。

考察

酒田市には、この複合施設の開発が必要かどうかを考えていきます。

総合計画において、 酒田市は「賑わいも暮らしやすさも共に創る公益のまち酒田」を目標にしています。その策の一つとして、ヒト・モノ・コトが行き交い、コミュニケーションが作られる好奇心がインスパイアされる「光の湊」を設立されています。

この「光の湊」は想定通り機能し、町に賑わいを作ると思います。なぜならこの施設はホテルやバス停、集合住宅が入っていることから、かなり広い範囲のターゲットがおり、安定した収益や街への相互作用がおきると考えられるからです。

特にクルーズ船や飛行機などで増加している観光客の受け皿になります。また駅前に立地しているため街中にも効果が波及しそうです。ただし駅から中心街までの導線が弱いため、そこまでの効果は得られない可能性が高いです。

しかし若い人たちにとっては、図書館だけでは機能不足のため、今後付近に商業施設や子供の遊び場ができたら相互作用がありそうです。 土地確保が難しそうですけど

まとめ

  • 酒田市と西松建設は、酒田駅前で3つの棟からなる複合施設を建設
  • コンセプトは「北前船の繁栄」と「公益の心」
  • 観光客と市民の「場所」になり、街中に賑わいが生まれる?

参考

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