【再開発】山形市旅籠町!商業施設「gura」2018年オープン【保存版】

再開発

株式会社旅籠町開発は、2018年に山形市旅籠町に商業施設「gura」をオープンさせました!

外観は土蔵と石蔵を改装しており、山形の食・デザイン・人が集まるまちなかの居場所をコンセプトにしています。 旧木村邸の土地と建物を市民から寄贈され、それを山形市中心市街地活性化基本計画において街なか観光の施設として整備された経緯があります。

外観・位置

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/jigyosya/sub3/shogyo/97ebbpd0215211549.html
https://gura-yamagata.jp/

概要

この施設は、木村家の住居と診療所「旧木村邸」を「市民の賑わい拠点」として整備・開発した文化複合施設です。

名称旅篭町にぎわい拠点「gu/ra(グラ)」
所在地山形市旅篭町2-4-1
敷地面積1,041.91平方メートル
建築面積316.98平方メートル
運営(株)旅篭町開発(山形建設(株)、山形パナソニック(株)共同出資)
用途レストラン、クラフトストア、ラウンジホール、広場の運営

施設の内容は以下の通りです。

 

施設特徴内容
クラフトストア
(土蔵)
旧木村邸の土蔵を活用山形の伝統工芸品や工芸作家の作品の展示・販売
伝統技術を体感できるワークショップの開催
レストラン
(石蔵)
山形駅西土地区画整理事業で
解体された半田商店の旧石倉
倉庫の石(南陽市産の「中川石」)を活用
山形産の食材を活用したイタリアンレストラン
貸ホール
(石蔵)
山形駅西土地区画整理事業で
解体された半田商店の旧石倉
倉庫の石(南陽市産の「中川石」)を活用
「山形の文化・工芸・芸術」を発信する様々なイベントの開催
広場敷材に中川石を活用市民や観光役の交流の場となる街なかの公園

詳細

石蔵は今は採掘されていない中川石(南陽市)で造られた歴史的建造物を使用している。 土蔵は補強改修にメンテナンスを加えて、現代風にアレンジされている。敷地の半分以上を占める「開かれた広場」は、重厚な中川石と緑溢れる自由広場を整備、市民が自由に集い立ち寄れます。

特徴をまとめると、

  • クラフトストアには、県内の伝統工芸品や、ディレクターと職人が共同開発した商品
  • レストランは山形産野菜のメニュー、ランチタイムにはメインのパスタのほか、好きな野菜を食べられるビュッフェスタイル
  • ラウンジホールは映画上映や講習会、レストランから食事を運びパーティーを行うこともできる。

考察

山形市の山形市第7次総合計画によると、「 歴史や文化を活かした、山形の魅力あふれるまちづくり 」 を目標としています。

それを実現するため、回遊性のあるまちづくりを作っているようです。五堰や旧県庁など魅力ある歴史・文化をPR する歴史拠点・文化資源を活用し ネットワーク化することにより、まちの魅力を高め、市街地観光の確立を図れるような回遊性のあるまちづくりを進めています。

しかし山形市の理想的な中心部の発展には、道路の拡幅が必要です。

いくらソフト的な空き店舗対策をしても、付近の開発には限界があります。未だ県内外の観光客だけでなく街中に住もうとする人は、車利用が大半です。一時的に歩行者数は回復する可能性はありますが、緩やかに減少し続けそうです。

対策として、拡幅道路を街全体に広げて連結させる案があると思います。道路が広い場合投資もされやすくなる可能性があります。

まとめ

  • 2018年に山形市旅籠町に商業施設「gura」がオープンした
  • クラフトストア(土蔵)とレストラン(石蔵)、貸ホールと広場がある
  • 市内の観光地と連携できるが、限界がある?

参考

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